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最近、スロットルグリップの戻りが悪く、アクセルが戻りきらないうちのブレーキをかけるという状況を何度が経験しました。万が一で、制動距離が伸びて事故を起こすと危険なのでアクセルワイヤー周辺を一度整理し点検しました。原因は、スロットルのボディーと、鉄製のハンドルの間での摩擦でした。
皆さんの参考になると幸いです。
わかったことは、
- スロットルケーブルは30年以上たっても錆びていない。本当にCRCなどの油分補給が必要?(自転車のブレーキワイヤーは錆びます)
- スロットルケーブルのアウター(外側の筒)の、破れ部分は錆びるが、操作性にほとんど影響がない。
- スロットルのボディーと、鉄製のハンドルの間で摩擦が発生し、スロットルの動きに渋りが生じていた。(スロットルのボディーを、奥まで入れすぎると、スロットルのゴム部とハンドルの先端が当たり、スロットルの回りが悪くなる ➡ アクセルワイヤーの戻りが悪いと勘違いした)
- スロットルケーブルが伸びていた。
目次
1. アクセルワイヤーの調整代が足りない状態
2. タイコの止める位置
3. アクセルワイヤーの長さ比較
4. 雑記
5.まとめ
1.アクセルワイヤーの調整代が足りない状態
- こんなことってあるんですね。調整代が足りなくなったので、これはハーネスが伸びきったのか、ハーネスの取り回しが悪くて調整代を使い切ったのか、わかりません。
- ケーブルの引っ張り具合を調整できる箇所は、スロットルグリップを出てタンクの下あたりの部分と、キャブレターの頭部分との2か所に調整箇所があります。
- 整備要領書には、スロットルグリップの直後と燃料タンク下のハーネス分岐部分の位置指定があるだけで、それ以上のことは何も書いてありません。(素人でもアクセルワイヤーの取り回しで融通があまりないのでしょう)
2. タイコの止める部位
ケーブルの端っこ、いわゆるタイコの止める部位は、スロットルグリップ、キャブレターの頭、オイルドラムの3か所で、オイルドラムの同期は、オイル量を決める要(かなめ)の部品です。一応、外して確認です。
- どう付いているかを、しっかり確認して、外してください。この辺りは整備要領書には、きちんと書いていない場合があります(オイルドラムの同期の件は書いてあります)。
3. アクセルワイヤーの長さ比較
- スロットルグリップ側のケーブルの伸びはありませんでした。↓
- オイルポンプ側のケーブルは、新たに入手したケーブルの方が1㎜程度、長いです。↓
- キャブレター側のケーブルは、今までのケーブルの方が15㎜程度、長いです。↓
結局、分かったのは、今まで使っていたスロットルバルブのケーブルが何故か長くなってしまい、調整範囲を越えてしまったということです。
4. 雑記
- カワサキの2サイクル車はオイル消費が極めて多いです。自分の走り方に合わせて、スロットル開度―オイル吐出量の調整をするのが良いと思います。基本は”合わせマークを一致させる”です。
- オリジナルの設定では、360㎞ごとの1L消費していました。つまりガソリンスタンドで2回給油したら3回目にはオイルを足さないといけないということです。2回目の給油後、ちょっと走行したら、オイル警告ランプがつくという感じですね
- 今は、500㎞/Lになるように調整しつつあります。ガソリン消費とオイル消費量の比率が20:1になるように考えています。ガソリン20Lを使うときにオイルが1L消費する感じです。燃費が25㎞/Lの時ならオイルの消費量が500km/Lということです。
- KMX200のアクセルワイヤーの部番は、54012-1304です。今でも在庫がありますね。2937円(税込み)
関連記事:燃費計算結果1 https://myuke0519.com/archives/222
関連記事:燃費計算結果2 https://myuke0519.com/archives/20
5.まとめ
- アクセルワイヤーは30年経っても錆びていない。(ハーネスを守るアウターケーブルは錆びる)アクセルワイヤーの動きが渋くなる主要因でない。
- アクセルワイヤーも伸びる。たまに調整が必要になる。
- アクセルの戻りがしぶいの真の原因は、スロットルボディーとハンドルの間の摩擦が原因、あるいは差し込みすぎでハンドルとグリップのゴムが干渉し、スロットルの戻り不良が生じる。
皆さんの参考になれば幸いです。 2021年4月26日
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