
山陰街道の宿場町2 若桜宿から八鹿宿 村岡宿と小代峠
前回のまとめ。若桜宿に抜けるには、おそらくは江戸末期においては、八鹿宿(養父市)あるいは村岡宿(美方郡香美町)を起点にして、氷ノ山の裾のどこかで峠越えをすると思えます。八鹿宿を起点にすると、以下の二つの道筋があります。八鹿宿➡若杉峠➡戸倉峠➡若桜宿(6km (十三里))。八鹿宿➡小代峠➡若桜宿(63.4㎞(十六里))一日平均八里を歩くことと、大きな峠越えがあるので、八鹿宿と若桜宿との間に、どこか宿が必要だったに違いありません。次回は村岡宿を起点にして若桜宿に抜ける道筋を検討します。