オートバイ28 ビトーR&Dのマフラーを付けた時の話 どう付ける?

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まえがき

ビトーR&Dのマフラーが届きましたが、集合部のどの部分に、どのエキパイを付けるのか自信がなかったので、自分なりに調べて納得しながら取り付けしました。その時の整理です。

目次

  1.  ばらばらの部品にエキパイに番号が振ってあるが・・・
  2.  集合部の取り付けは・・・・・
  3.  エンジンの点火順序は・・・・・
  4.  結果
  5.  雑記
 1.ばらばらの部品にエキパイに番号が振ってあるが・・・

   

  • エンジンの1番シリンダが、どれかが、そもそも自信がありません。なんとなく左端だと思うのですが、右端の可能性もあります。CB系のエンジンのカット図が見当たらなかったので、以下のサイトからカワサキニンジャのカットを拝借致しました。
  • 出典 <http://www.mr-bike.jp/?p=35665 >

  • シリンダの番号は、エンジンを車両に搭載した状態で、ライダーが乗車した位置から見て、左から1番➡2番➡3番➡4番(右端)とナンバリングするようです、とネットのサイトに出ていました。
  • 上のカット図で上の部分にキャブレターの頭が見えています。そちらが車両の後側ですね。とりあえずはネット情報が正しいと仮置きして整合性をあとで確認します。
2.集合部の取り付けは・・・・・
  • 集合管ですから、渦巻状の排気システムで、排気干渉なく渦が出来るように各エキパイを配管する必要があります。そもそも集合管はサイクロンマフラーとスズキが言ってたくらい渦が大事です。

    

  • 渦が出来るかどうかは、各気筒の点火順序が大事です。
3.エンジンの点火順序は・・・・・
  • 一般的には点火順序は、1番➡3番➡4番➡2番➡1番に戻る。
  • そうすると、点火後の混合気爆発➡排気に進むので、
  • 排気の順番も、1番➡3番➡4番➡2番➡1番に戻る。
  • 排気ガスは、集合管の中で1番➡3番➡4番➡2番と
  • 排気が流れ排気の渦が出来るように配管され、マフラーを通って出ていく。
  • 渦が出来れば、負圧が生じ、排気ガスが逆に吸い出されるように抜けていく。集合部までの全てのパイプの長さが同じであれば、排気干渉は生じないように思えますね。

以下、イメージ図

1番が排気の時、4番が圧縮、2番あるいは3番が吸気または膨張行程にある。

1番が吸気のとき、4番が膨張、2番あるいは3番が圧縮または排気行程にある。

1番が圧縮の時、4番が排気、2番あるいは3番が膨張または吸気行程にある。

1番が膨張の時、4番が吸気、2番あるいは3番が排気または圧縮行程にある。

  • 上から考えると、排気順序は1番➡2番➡4番➡3番 あるいは1番➡3番➡4番➡2番となる
  • 仮に排気順序が1番➡3番➡4番➡2番だと仮定すると、点火順序も、おのずと1番➡3番➡4番➡2番となる。この場合、点火コイルのハイテンションコードの配線組み合わせは、1番&4番、2番&3番で良い。
  • 点火順序が仮に1番➡2番➡4番➡3番であると、エキパイの接続は、3番と4番が逆になる。
  • どうやってこの点火順序を簡単に特定するか。
  • 点火コイルから出て点火プラグにつながるハイテンションケーブルは、1番と4番が1つのコイルに、2番と3番の組み合わせでもう1つのコイルに配線されているはずですが、これでも点火順序は推定できません。

下図は、どこかのwebから借用しました。出典を失念しました。すみません。

4.結果の確認
  • 結局の所、この点火順序については特定できず。ウィキペヂアで、一般的に1番➡3番➡4番➡2番と書いてありました。
  • それを前提にエキパイのつなぎ方を見ると、正しいように見えます。
  • 以下の写真はビトーR&DさんのWebからの借用です。合っているように見えます。

  

  • 実際に装着して走行してみると、違和感もありません。
  • 今回の交換前のマフラーの集合を見ると同じ1番➡3番➡4番➡2番で実際の所良い様に思えます。

今回装着した排気系        右は今まで使ってきた排気系(30年以上使用)

  

5.雑記
  • 集合部を見ても点火順序は、わかりません。1番の次に3番が来る場合と2番が来る場合では、単にサイクロンの回転方向が逆回りになるだけのことです。
  • 実際の加速性能の向上有無は、当方にはよくわかりません。排気音が大きくなったことは確かです。
  • 部品がオールチタンです。旧品はスチールでした。3kgぐらい軽くなりました。マフラ全体としてはビトー製は2.5kg位だったように記憶しています。メモが見当たりません。
  • サビサビの排気系が錆び知らずのチタンに変わったので満足です。今度は汚れが付着しないように配慮は大事です。当然ながらチタンは錆びません。
  • 車検を通すに当たりマフラーの留め点を変更していただきました。(23.4.28 updated)
  • 車検では一応、マフラーに詰め物をして、持ち込まれたようです。一応騒音試験が適用される以前の車両ですけど。(23.8.12 updated)

  

参考になれば幸いです。

2022年3月14日

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