KMX200-13 2サイクルエンジンのギヤオイルにSuperZoil for 4 cycleを入れてみた

2サイクルエンジンのギヤオイルにSuperZoil for 4 cycleを添加したところ、かなり良いフィーリングが得られました。

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１．2サイクルエンジンのギヤオイルにSuperZoil(スーパーゾイル)を入れる記事

２．2サイクルのエンジンオイルにSuperZoil(スーパーゾイル)を添加する目的

３．4サイクルオイルにSuperZoil(スーパーゾイル)添加するリスク

４．4サイクルエンジンのエンジンオイルにSuperZoil(スーパーゾイル)を入れる

５．SuperZoil(スーパーゾイル)添加での評価結果

６．雑記

１．　2サイクルエンジンのギヤオイルにSuperZoil(スーパーゾイル)入れる記事

4サイクルエンジンのエンジンオイルにSuperZoil(スーパーゾイル)を入れた評価記事が多いです。一方で、2サイクルエンジンのギヤオイルに入れる情報や評価は全く見あたりません。2サイクルオイルに添加した場合の評価結果は、以下の通りでした。　（2021年4月20日 updated）2サイクルエンジンのギヤオイルに入れる記事は全く見られません。

２．　2サイクルのエンジンオイルにSuperZoil(スーパーゾイル)を添加する目的

私を含めてそうですが、エンジン内部部品でのの摩擦抵抗によるのロスの一番は、ピストンとシリンダーの間での摩擦抵抗と、走行距離が多いバイクのエンジンは、ピストンリングとシリンダーの摩耗の結果、燃焼ガスがクランクケース内に吹き抜けてパワーを無駄にしていると考えていますし、そう書かれている記事が多いと思います。

そのため一般的には2サイクルのエンジンオイルにSuperZoil(スーパーゾイル)を添加し、クランクケースの潤滑とエンジンルーム内にオイルと燃料のガソリンを噴霧し、その燃焼残りのSuperZoil(スーパーゾイル)とオイルが、シリンダーやピストンリングに残留することで、狙った金属表面の改質を行うのだとなります。

もちろんクランクケースには燃焼前の混合ガスがクランクシャフトのベアリングを潤滑します。（一応、私の潤滑剤添加の一番の目的は、焼き付き防止です。燃費向上の為だけだったら、高い添加剤を入れません）

３．4サイクルエンジンのオイルにSuperZoil(スーパーゾイル)添加するリスク

一方で、4サイクルオイルに添加する直接の狙いは、

ギヤ類やシャフト回転部の摩擦ロス低下です。逆のリスクは、クラッチが滑り始めないかという心配です。

今回の作業に当たって、仮にクラッチが滑ってしまった場合に備え、修理対応を想定しておかなければなりません。

オイルを抜き替え、クラッチディスクとクラッチプレートの交換作業、オイルシール類等の交換部品の在庫、廃番であれば代替の有無や入手ルートの事前検討をしておかないといけません。

ギヤオイルにZoil for 4 cycleを添加する場合の注意点で、やっぱり“クラッチの滑り”リスクについて、webを見てもほとんど記事が出ていませんね。すり減ったクラッチ板では、滑り始めるんじゃないかと思っています。

クラッチ部品の在庫確認と、過去の滑った事例＆交換事例のチェック、交換手順の事前確認をしないと怖くて、作業に掛かれません。

４．２サイクルエンジンのギヤオイルにSuperZoil(スーパーゾイル)を入れる場合

通常、4サイクルエンジンのエンジンオイルにSuperZoil(スーパーゾイル)を入れる場合は、エンジンオイルの8～10％分をSuperZoil(スーパーゾイル)にするとの事です。3.5リッターのエンジンオイル量であれば、280cc～350ccですね。売っているSuperZoil(スーパーゾイル)の容量は、大体100ccと450ccの2種類だと思います。

KMX200というオフロードバイクの場合、ギヤオイル量は750ccです。でれば、SuperZoil(スーパーゾイル)の添加量は60cc～75ccということです。ボトルの半分くらいと入れました。ギヤオイルとSuperZoil(スーパーゾイル)の両方を足して、規定量の750ccになるようにします。

５．SuperZoil(スーパーゾイル)添加での評価結果

実際のSuperZoil(スーパーゾイル)添加での評価結果は、以下の通りです。

シフトアップ＆ダウンがスムースになった　⇒　シフトアップ＆ダウン時にエンジン回転数合わせやすくなり、ギヤの入りが、全く渋りなく、良くなりました。
クラッチをつないだ直後のエンジン回転とレスポンスが良くなりました。　⇒　クラッチをつなぐタイミングに慣れが必要で、クラッチをつなぐタイミングが遅れ、一瞬エンジンが、半クラッチ状態の空ぶかし気味になった。（ひょっとしたら、つながる直前で、ちょっと滑っている？）
今までの懸案だった信号待ちでのニュートラルの出しにくさが解消されました。一番の狙いが、達成されたという感じです。

ちなみに私の車両はKMX200で1987年モデル(通常A1と言います)で、36年前の旧車になりますね。