「新雪(しんせつ)」という梨の事です。 そもそも「新雪」は、昭和前期の頃の古い種類の梨で、「晩三吉(おくさんきち)」と「今村秋(いまむらあき)」を掛け合わせて出来たらしく、「新雪」の“新”の由来は、この梨の発祥の地の新潟に、ちなんでいます。
私は今年の3月に入ってだいたい毎朝、梨を半個ずつ食べています。もともと糖度が13度以上ある梨の種類と言うことで、事実、甘いですね。この時期に食べる「新雪」は、歯ごたえがあまりないのですが、甘さが落ちてきたと言う感じがしません。
2021年3月に、2020年度の最後の「新雪」を送ってもらって、少しずつ食べ、長持ちさせています。幸いなことに、家族の他の者は、この時期の梨は季節外れだと思って、自分で皮をむいてまで食べようとしません。自分が食べたいだけ食べて、おすそ分けで、お皿に盛っています。こんなおいしいものを独り占めです。
ちまたでは、果物のハイシーズンが終わった以降、だいたい2月頃まで冷蔵庫などで保管しておいた「新雪」を道の駅などで、お土産物として売ったりして、観光客の皆さんのニーズに答えているとのことです。
そもそも「新雪」は
昭和前期の頃の古い種類の梨で、「晩三吉(おくさんきち)」と「今村秋(いまむらあき)」を掛け合わせて出来ており、「新雪」の“新”の由来は、この梨の発祥の地の新潟に、ちなんでいるそうです。
「おくさんきち」は、
酸味が強い梨で今でもあるとのこと。私にはなじみがありませんが、「おくさんきち」は、今でも、秋冬の時期でも出回る貯蔵性の高い梨らしく、結果的に、「新雪」もその性質が引き継がれ、同様に日持ちがよく2月頃まで出荷されるそうです。
「いまむらあき」が母体なのですが、
母体が優秀だと、いろいろな梨の掛け合わせができて、新たな梨も生まれます(梨園に嫁いだ姉が言っておりました)。
農家さんは、糖度が抜けていくと言いますけど。取り立ての「新雪」は、若干酸味があるし、私の好みで、熟し気味の柔らか目の方が好きです。新鮮な方が良くてシャキシャキ感が好きな人の方が多いと思います。
20世紀梨の場合、新鮮でシャキシャキ感がとっても大事です。冷蔵庫で熟成させた「新雪」は、また違う食感が魅力です。
私のイメージは、20世紀梨が終わり、新甘泉という梨も終わった後に出てくる、年度最後の梨なので、冬口の果物という感じです。だいたい、xx円(値段は調査中)くらいで道の駅などで売っています。
この時期だけに熟しすぎている状態です。↓
で、その「新雪」なんですが、
例年通り、果物のハイシーズンが終わった以降、冷蔵庫などで保管しておいた「新雪」を道の駅などで、お土産物として売っていたようですが、このコロナ下で、観光客の激減で通販の方が、需要が多かったようです。
私の姉は、「新雪」と一緒に「新甘泉」のジャムを送ってくれました。
「新雪」は「新甘泉」に1,2ヶ月遅れて出荷されるようです。果樹園も年間を通して、収入があるように工夫をされています。ジャムとかジュースとかもその工夫の方策なんですね。
(今度、あらためて新甘泉の話をしたいと思います)
成分は、新甘泉と砂糖とレモン汁だと書いてあります。砂糖はジャムの定番の保存用。レモン汁はビタミンCで酸化防止の効果があるのだそうです。
それと以下の商品も宣伝しておりました。 以下合計5000円だそうです。
(写真は工事中)
新甘泉ジュース 1リッター 1本
あきばえジュース 1リッター 1本
新甘泉ジャム 160g 1つ
以下で買えます。
2021年4月15日
関連情報 とりネット https://www.pref.tottori.lg.jp/item/994432.htm
関連情報 あきやま園 (私がお世話になっている果樹園)↓ HP https://www.akiyamaen.com/
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