使用途中のブレーキパッドと新品のローターの組み合わせでは、ブレーキパッドの形状に合わせて、ローターが削れてしまいます。リヤブレーキローター(リヤブレーキディスク)を交換するならブレーキパッドも同時に交換するべきですよね。
KMX200の場合、もともとリヤブレーキは軽い踏力で良く効くようにしているのか、パット&ローターの食いつきが良い感じです。ローターも削れ気味のように思います。
目次
1.交換したリヤ用ブレーキパットについて
2.交換寿命はどのくらいだったか
3.雑記
NTBのブレーキパッドを選びました。値段もそこそこ安いし、知名度も実績をあり信頼が置けそうです。大阪府和泉市のメーカーです。。
一般公道しか走らないのであれば、特別な性能は特に必要ありません。信頼がおけるものを使いたいですね。
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裏の説明書きを見ると、以下の文言がある。
「NTBブレーキパットは、銅含有量を押さえたオーガニック材質です。
優れた制動力・コントロール性・耐摩耗性と低いローター攻撃性を備えたスタンダードモデルです。」
「アメリカSAE規格 ”FF”クラス」と書いてある。
NTBの場合、「パット残量が2㎜を切ったら交換」と書いてありますが、純正は「1㎜になったら交換」と書いてあります。
リヤのブレーキパットの交換時点で、大抵は現オーナーから次のオーナーが変わっているので、前のオーナーが純正を入れたか社外品を入れたか、わかりません。
1㎜~2㎜に減ったら交換というしかないですね。(NTBの新品は9.5㎜厚)
パット交換には直接関係しませんが、「銅含有量を押さえたオーガニック材質」ということは、
北米(カリフォルニア州、ワシントン州、カナダ)での最近の銅含有制限という法規に対応した、
法規コンプライアンスの意識が高い企業であると思う。
パットの裏金の色を見ると、これは純正パットっぽい。大体37000㎞位で寿命でしょうね。 パットがなくなってきたら警告音を出す“ウェアセンサー”も付いていそう。
(写真2オークションの純正パット)
特にレースとか激しい林道走行していなければ、今まで無交換でしょうね。
激しい走りをする人が、交換する際に、わざわざ高価な純正を入れることはないでしょうし。
リヤブレーキローターの摩耗具合とパットの残量から、KMX200の場合はパットとローターは同時交換のようです。
今回交換したパットの摩擦面。
ローターの表面、パットの摩擦面の出っ張った部分だけ、ローターに当たっている。
昔のカワサキ車はブレーキのフィーリングを大事にしていて、
鋳鉄材のローターでパットもローターもよく削れていたと思います。今はどうか知りません。
リヤのブレーキパット交換は、どの車種でも整備要領書を見ながら簡単にできそうです。今回は、大体10分位で出来ました。
リヤのブレーキフルード点検は、サイドカバーを外して、その気で見ないとチェックしないですね。 このタイミングをとらえて、ブレーキ液の色と量を点検しておくべき。ブレーキ液の色が変色しているので、交換しないといけないみたいです。次の機会に交換ネタを紹介します。
関連記事 ブレーキパットの選び方 http://myuke0519.com/archives/409
関連記事 リヤブレーキローターの交換 https://myuke0519.com/archives/404
参考になれば幸いです。2021年4月13日
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