まえがき
オートバイは、コンスタントに乗ってやらないと、いろいろな不具合が新たに起きます。
なるべく週1回、20㎞程度、乗るように心がけています。エンジンが掛かれば良いということだけではありませんけれども。
前回は以下の「考察」で締めくくっています。その続きです。
- 今回は4気筒用のキャブレターのオーバーホールと車体への取り付けの話です。プロにオーバーホールしてもらいました。
- 取り付けは自分で行いましたが、当初に心配したほどでなく、思ったよりも楽に出来ました。
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4.考察
- そもそもプラグの熱価を2つも下げて、それでもプラグがすすけるのは、キャブが一番疑わしいですけどね。
- 一遍に仕様を変えず、ステップを踏んで交換しています。すべてを同時に替えると不調になった場合が原因特定が出来ません。これで点火系の強化は終わりにします。
- キャブもメンテしたいと思います。ここまでは順調です。
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目次
- 取り外した状態
- オーバーホールの途中経過
- 油面確認
- オーバーホール完了
- フロートバルブの動作確認
- フロート室フロートバルブの打ち替え
- 考察
- 取り外した状況
- 手元に保管していた予備のキャブレターがオリジナル品で、赤く塗ってあり剥離処理という余計な手間が掛かります。捨てるようなものでないので、これをしっかり再生します。
- 剥離のコストは、17000円ほど掛かりました。1回では落としきれません。
2.オーバーホールの途中経過
- お店を訪問して、状況を見てきました。まずは全分解。
- ボルト類で錆びてたり、なめている部品は全て交換だそうです。
- まずは溶剤で落としてみました。塗膜が落ちない。まあ少しは落ちてるみたいですけど。
- ウェットブラストに持ち込んで塗装はがし。それでも一回では落ちきれなかったとの事でした。細かい部分は残る。
- 更に剥離剤で落とします。こんな感じになるまで、しつこくやってもらいました。感謝です。
<組み上げ>
- 私ではオーバーホールは困難でしたね。早い段階で、あきらめて正解でした。
- もう一度ウェットブラスト持ち込んで再チャレンジ。
- 追加オイルブラスト2回目 7000円なり
3.油面確認
- バルブシートの修正、すり合わせをして組み立て前に油面を確認します。こうやってやるらしい。
- アライメントを調整しながら組み上げ
4.オーバーホール完了
<オーバーホールキットにない部品>
- アイドル不安定は、このニードルの段付きも疑った方がいいとの事。これも交換部品らしい。15000円なり
5.フロートバルブの検査 (説明重視の為、写真と作業の説明が前後します)
- サイドスタンドを出した状態と同じ傾きにします・
6.フロートバルブシートの打ち替え
- わずかずつ漏れるみたいで、バルブシートの研磨では修正できなかったようです。
- バルブシートの打ち替えです。ここは事情がありコストは掛かっていません。基本料金の7000円のみです。
- 油面合わせとバルブシートの動作確認をもう一回やって、終了。
6.油面調整
- 油面合わせはこうやるらしいです。
- 圧入深さで油面を決定しているのでテストしながらちょっとずつ圧入します。
- 本当に終了。
7.考察
- キャブレターのオーバーホールは、自分でやらずプロにお願いしましょう。今回は本当に感動しました。もうキャブは自分ではメンテしません。
- とは言え、性能を追求しない場合で単気筒や2気筒ぐらいなら自分でやるのも良いと思います。10万キロ走行とか30年前のバイクとかになると、プロにお願いしましょう。本当に、やっていただく作業が多いです。
- 取り付けと走行後の評価結果は次の機会にします。
- いつもなら座学とセットで作業の記録を残すのですが、今回はなし。
参考になれば幸いです。
2023年2月20日
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