まえがき
ブザー音が鳴らない原因は、太鼓のばちが劣化したせいだった!?という話です。
- 先日買った原付125CCのバイクには、ウィンカーランプがメータパネル内にありません。時々、ウィンカーを消し忘れて走り続けてしまいます。
- やっぱりウィンカーランプか、ブザーが必要で、ブザーを増設することにしました。
- ところが、このバイクには、もともとブザーが付いていたのです。
目次
1.ウィンカーブザーが鳴らない、
2.仕様の確認
3.対応策
1.ウィンカーブザーが鳴らない
- 車両の左側のサイドカバーを外すと、左側にウィンカーブザーが付いておりました。ウィンカーを動かすと、蚊の鳴くような音がかすかに出ておりました。
- 下の左端の写真の金具の部分に取り付けてありました。
2.仕様の確認
- とっても小さい音がしているようなので、ケースをあけて、中を覗いてみました。電子回路です。
- 基板から回路を起こすとこんな感じです。トランジスタは2SC1815GR, ダイオードは、スイッチングダイオードですね。コイルが、回路の理解を妨げていました。
- これは自励発信機で、1秒間に1000回くらい、電磁石がオン/オフする回路です。それで
- この金属のレバーが電磁石に引き寄せられ、そして、放した勢いで、樹脂ケースをひっぱたく。一秒間に1000回ほど引っぱたいて、1kHzとかです。
- 経時変化で音が安定しないですね。触っている内に、あっさり折れてしまいました。残念でした。
3.対応策
- オリジナル中古品が、ヤフオクで商品代880円、送料1000円で売っておりました。
- 動く保証もないし、計1800円の価値はないと思うので、アマゾンの廉価品で応急処置としました。
- 400円の発信器期見込み品の圧電ブザーにしました。400円。周波数は、だいたい2KHzくらいです。ちょっと音が高いですが、許容レベルだと思います
- 。音圧は、もうちょっと大きくてもいいかなというレベルです。
- オリジナル品を残したまま、配線を取り外し、この圧電ブザーに配線しました
- サイドカバー内の空きスペースに、このブザーを両面テープで張り付けてみました。これで様子見です。
- 充分な音量か、歩行者に嫌がられないかのチェックが必要です。このブザーの場合、周波数が高くて2KHzですね。音量もいい感じで、右左折した後、直ぐに消し忘れに気づく丁度良い音量です。歩行者にも、そんなに驚かせるような音量や温室ではありませんでした。
圧電ブザー PKB6-5A0
全体の写真 (工事中)
4.考察
- 結局、直せず残念でした。旧車はなるべくオリジナルを保たないとね。と思いながら今の時代、圧電素子の方が、省エネで簡便ですね。オリジナルにこだわる方、すみません。
- とりあえず、ブザーを復元しておいて、その横に圧電ブザーを取り付けておきました。
ご参考になれば幸いです。 2024年1月20日
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