KMX200のフロントブレーキの効きは悪く、皆さんの書き込みを見ていると、ブレーキパッドを効きの良いものに交換したり、メッシュタイプのブレーキホースに交換してブレーキの効きを良くするようにやってみたが、結局、KX85やスーパーシェルパに使われているツーポットキャリパーに付け替えた方の効果が、より大きいとの報告が多く見受けられました。
私も回り道をせずブレーキキャリパーをツーポットタイプに交換することにします。それに向けた事前準備が必要です。
目次
1.フロントブレーキローターの交換寿命
2.実測結果
3.考察
4.雑記
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皆さんの参考になれば幸いです。
1. フロントブレーキローターの交換寿命
- 整備要領書によると、KMX2001のブレーキローターの使用限度は、厚みで2.5㎜と書いてあります。新品で標準の厚みが3.0㎜とのことです。
2.実測結果
- 実際に交換しようとしている現状のローターの厚みは3.0㎜で全く問題がありません。それなりにレコード盤のように周囲に傷が入っていますが、深くはないです。ほとんど削れていないというか交換が必要なレベルではありません。 走行距離が35000㎞を越えています。途中で1度、交換されているのでしょうか。
- 交換用に買った中古ローターも厚みが3㎜でこちらも、削れているといえないレベルです。フロントは割と削れにくい材質なんでしょうか。
- 上の2つの事から考えるに、フロントブレーキのローターは、そもそもが削れにくいものなんでしょうね。
- ついでにブレーキパッドを見てみるとフロントブレーキパットは厚みが3㎜で、たっぷり残っています。純正品のパットだと思います。走行距離が35000㎞を越えていますので、今ついているパッドが交換後だとすると、25000km位が交換時期だったのだろうと思います。
- 今回は、キャリパーを変えてしまうので、パッドは新品を入れることになります。
3.考察
- 純正のブレーキパッドですとローターへの攻撃性が低いということでしょうかね。ブレーキパットが削れなくて、なおかつローターも削れにくいのであれば、ブレーキの利きが良くなかったことが納得できます。
- フロントローターの交換が不要になったので、ブレーキキャリパーを交換するのみです。フロントアクスルを抜かなくて済むので、交換に時間がかかりません。1,2分で終わります。エア抜きの方に時間がかかります。これはじっくりやって30分くらいかかります。
4.雑記
- 新品のブレーキローターは、前後とも1つが1万数千円します。とても新品を買う気がしません。かといって中古の予備を持っておくとしても、35000㎞でローターがほとんど、摩耗せず、厚みが変わっていません。予備を持っていても、使うことがなさそうです。
- ツーポットキャリパーとブレーキパッドの組み合わせで、効きが良くなるとすれば、ローターかあるいはブレーキパットが摩耗することになります。今よりも摩耗量が増えると思いますが、ブレーキが効かないよりいいですね。
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