まえがき
フロントフォークからオイル漏れが始まってから、5年以上そのまま乗っていました。とりあえずフロントサスペンションが付いていればOKだったのです。今回、車検を取るに当たり、フロントフォークのオイル漏れの修理を依頼しました。
目次
- フロントフォークオイルシール交換のつもりが
- アンチノーズダイブ機構のTRACについて
- 考察
1.フロントフォークインナー交換のつもりが
- フォークインナーの先端に、エアバルブが付いていて、空気圧も調整できます。車両左側のエアバルブからもフォークオイルが漏れておりました。その部分もシール関係の交換が必要でした。
- つまりフォークオイルが漏れそうなシールがある部分は、全交換になりました。
- インナーチューブを抜いて点検したところ、中に水が混入していて、錆が出ていたそうです。
- TRACもばらして清掃になりました。
3.アンチノーズダイブ機構TRACについて
- 急ブレーキの際、急にフロントフォークが沈み込み、慌てることがあります。しかしそれはオフロードバイクに乗った時だけで、ロードバイクで慌てたことがありません。
- そもそもオフロードバイクに、アンチノーズダイブが付いたという話も聞いたことがありません。
- 別に欲しいわけではありませんが、この仕様のバイクにはついておりました。
- 当方としては重量が増えるし機構が複雑になれば、その分、故障の可能性が増えコストも増えます。無ければ無いで良いのです。
- TRACの動作についての以前のサスペンションのダンパーの仕組みと動作について
Webで調べてみても説明がかなり難しいですね。実際に中をばらして整備をしたことのある人しか分からないように思いました。
- フロントブレーキを掛けると、ブレーキローターの回転に引きづられてブレーキキャリパーが、前側にわずかに傾くというか回転します。
- その回転に合わせてサスペンションのチヂミ時のオイルが通過する経路が狭くすることで、瞬間にオイル流量を制限➡フロントの沈み込みを制限するということ。
- メリットは何なんでしょうね。私にとっては、急ブレーキ時のライダーの前のめりが軽減できることぐらいでしょうか。
- オフロード車の瞬間のブレーキで、私の体重が一気に両腕に掛かって、びっくりしたり、急な姿勢変化で体の対応が遅れたりで焦ったりします。どちらかというとオフロード車での舗装路走行時に欲しい機能ですけど。
4.考察
- いまだにフロントフォークでの減衰力のメカニズムが理解できておりません。
- フロントフォークが縮むのは、ばねが支えていて、どこまでストロークするかは明白です。
- 縮む速さ、伸びる速さの調整にオイルの単位時間当たりの流量のコントロールすることが狙いです。その機構が分かりにくいですね。
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