＃6 山陰街道の宿場町（１３）に行き着く前に、旧東海道藤枝宿➡浜松宿

まえがき

自転車を使って、出来るだけ旧東海道を使って京都に行き、山陰街道を使って福知山➡和田山宿➡若桜宿に行きつく計画と実行中の途中経過です。「妥協なしのルート設定」のつもりです・・・。

2022年4月末のゴールデンウイークを利用し、平塚➡三重県四日市まで行き着きました。4月28日～5月1日の日程でした。そこまでのルートと経過を紹介します。一度では書ききれないので、何回かに分けてupします。
1つ前の報告で、「次回は藤枝宿➡島田宿➡金谷宿➡日坂宿➡袋井宿➡見付宿➡浜松宿までの経験を紹介します。」と書いています。

＜2022年4月2９日の走行ルート＞１２８ｋｍ

１．藤枝宿➡浜松宿までの詳細ルート

<GPXファイル>

富士市青葉町➡富士市富士川

富士市富士川➡清水桜橋

清水桜橋➡藤枝市内

藤枝市内➡安間川公園

安間川公園➡浜松市内

２．　藤枝宿 ➡ 島田宿 ➡ 金谷宿 ➡日坂宿➡掛川宿➡袋井宿➡見付宿➡浜松宿

雨が降り始める前に出来るだけ距離を稼ぎたいところです。14時ごろには宿に入って次の日に備えたいと思っておりました。次の日は晴れの予報です。
大きな川の大井川を渡った先の金谷宿までは、楽に到達できます。朝が早いと車がいません。午前4時から午前7時くらいまでに渋滞しそうな街を通過してしまいます。
金谷宿から先は、自転車で登ると結構、きつい坂が続きます。自転車で、金谷宿から先も、そのまま旧東海道を進もうと思いましたが、金谷宿を出たあたりの石畳路の入口に「すべらず地蔵尊はこちら」との看板があり、江戸時代の自然石を敷き詰めた石畳は、滑りやすかったのだと理解しました。とても自転車で走れたものではないと思います。
（参考）島田市金谷坂町　すべらず地蔵尊祈願祭

遠回りをするしかないのですが、調子よく走ってしまいかなり南下してしまいました。この部分のルートは、あまり参考になりません。より近道があると思います。
想定外にきつかったのが、この”小夜の中山茶畑”とその先の中山峠です。とにかくこちらは雨が降り始める前に、峠越えをする目標ですから、写真なんぞ取らずガンガン進んでいきます。
江戸時代にはなるべく直線的に道を作るのが常道だったのでしょう、坂がきついです。ここで初めて自転車を降りて進むしかなくなりました。押しの一手の坂でした。峠には昔ながらの茶屋があり、天気が良い日ならお茶でも飲んで長休憩したいところでした。（下の写真はGoogle mapより借用しました）
地元の農家さんが、この道を使っているようには思えません。実際のところは、う回ルートがあるのでしょう。
最後の下りはキツイデス。コケると坂の下まで滑って落ちていく感じです。茶屋のおじさんが、「慎重に下らないと危ない」と、おっしゃるのは最もことです。

中山峠を下り終え、国道に出た時点で、雨が降り始めました。陸橋の下で雨合羽を着て、引き続き走りましたが、もう雨がひどく景色や観光地はスルーです。浜松の宿まで一気に走りました。もったいないですが。。

藤枝宿 ➡ 島田宿 ➡ 金谷宿 ➡日坂宿➡掛川宿➡袋井宿➡見付宿➡浜松

藤枝宿➡ 島田宿➡金谷宿➡

日坂宿➡掛川宿➡袋井宿➡

見付宿➡ 浜松

３．気が付いたこと

金谷から掛川の間は、東海道ルートの中でも特段、味のある地域ですね。旧東海道は山側に入っており、余り自動車の通行がなく古いままの地形が残っている感じです。
大井川、中山の茶畑や中山峠など印象に残る地域でした。また行きたいですね。
ここら辺りは姫道路と呼ばれているんでしょうか。そう書かれた看板が目につきます。このルートが、かなり長い距離に亘って続きますが、定かではありません。関心があります。

この日は、午後から雨との予報が出ていましたので、十四時には宿に着くべく、どんどんと進んでいきました。
Yahoo天気予報の1時間ごとの天候の予測はとても役に立ちます。藤枝宿を通過した時点では（たしか十時ごろだったか）、まだ雨が降りそうもありませんでした。予定を変更して、先へ先へ進みます。この日の宿は島田宿か掛川宿か浜松宿か、いける所まで行きました。
次回は浜松宿➡四日市宿までの経験を紹介します。

４．雑記

ここらあたりも自転車ナビがないと、道に迷うと思います。私はひたすらナビだよりで、走りました。見どころや脇道が多いです。
鳥取まで走り終えたら逆ルートを走りたいですね。
また同じルートを、次回は観光かねてペースを落として、一気に走りたいですね。東海道以外にも中山道や奥羽街道などありますが、東海道を満喫するだけで私のサイクリング人生は終わりそうです。
残りの四日市～鳥取間のサイクリングに向け準備を再開です。昨年の記録をやり終えねばいけません。

ご参考になれば幸いです。 2023年1月19日

あきんこのサイト全体の目次：https://myuke0519.com/index