こんにちは。
平塚市の市会議員の、はた文昭レポートに興味深いグラフが出ていたので紹介します。このグラフでは横軸を人口密度にとっています。右に寄っていくほど、人口密度が高い。上に行くほど一万人当たりの感染者数が多いというXYグラフです。違うグラフで視点を変えてみました。
目次
1.新型コロナ感染者数と神奈川県19市の人口密度
2.視点を変える。市ごとの新型コロナ感染者数と東京駅からの距離
3.注意点
4.雑記
1.新型コロナ感染者数と神奈川県19市の人口密度のグラフ
このグラフでは横軸を人口密度にとっています。右に寄っていくほど、人口密度が高い。上に行くほど一万人当たりの感染者数が多いというXYグラフです。
結果を見ると高い相関があるように見えます。「つまり人口密度が高いほど、一万人当たりの感染者数が多いという正の相関がある」という主張でしょうか。
全国平均では一万人当たり、大体38人くらい。同じ感染者数なのは、伊勢原市、逗子、平塚、鎌倉と読み取れます。
2.新型コロナ感染者数と東京駅からの距離
ここで、市ごとの感染者を使って、東京駅からの距離をとってみます。はた文昭さんの資料から数値を読み取りました。これでも、強い相関関係が見て取れます。こちらですと、東京駅からのもより駅の距離が遠いと感染者数が減る傾向があると読み取れます。
特異点として、海老名、相模原、藤沢、平塚、茅ヶ崎、横須賀があるようにも見えます。
こちらの見方をすると、仮説を置いて、“東京への通勤者数が東京への通勤距離に比例する”と考えると、東京に出かけることで感染が起きる。その感染者が近況の人通りの多い駅やモールで次の感染を起こすと推測されることになるでしょうか。
皆さんの考察のご参考になれば、幸いです。
3.注意点
- 私の素朴な疑問をグラフ化して、そこからの推測を書いてみました。他意はありません。2回連続で、はた文昭さんレポートが面白くて、関心を持って読みました。そして違う視点でグラフをまとめてみました。
- それぞれの人の主張に沿ってグラフは作られる。そういう視点で、グラフを読まれると、安易に人の主張に納得してしまうことが、避けられるのではないかと思いました。
4.雑記
- この2年程のインフルエンザ患者での死者数と新型コロナウィルでの死者数を足すと、従来のインフルエンザの死者数よりも少ないそうです。(お亡くなりになった方の、ご冥福をお祈りいたします) どういうことでしょうか。皆さんがマスクするようになったからですか。自粛したせいでしょうか。
- 今後は、同じ程度にインフルエンザがはやったら、緊急事態宣言を出して、自粛するのが良いというロジックになりますね。
- いつになったら、あるべき姿が決まるのでしょうか。失業者の増加や経済の萎縮が心配です。政情や国内が不安定になると、大体、騒乱が起きます。大事にならないことを祈ります。
皆さんのご参考になれば、幸いです。
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