自転車の話２９「ガクッ」と滑る症状・「歯飛び」、「ギア飛び」、「コマ飛び」の原因

まえがき

１．チェーンの摩耗具合について

写真１，写真２（工事中）

しかしこの調べ方は外コマと内コマが接している部分の摩耗を確認しているようなものです。直接的にチェーンの延びとは、直接的には関係ないように思います。どうしてこれを代用可能なのか、今更、疑問に持ちます。

２．スプロケットの摩耗について話

ネットで調べてみるとまことしやかに、以下のような主張が乗っています。これどうかな？　スプロケットの摩耗交換時期は、こんな感じで分かると。私のはまだまだこの状態からほど遠いです。

このweb資料によると、チェーンの歯の枚数が１１T～２１Tまで、測定できるとの事。大体、送ってくる商品の大事な説明部分に、こんな商品管理ラベルを張るんか。　英語です。

つまりチェーンが伸びたか、スプロケットの回転方向でチェーンの力を直接を受ける側の歯面の摩耗が大きくなった結果、本来、測定用のコマとスプロケットの歯が入る位置が合わなくなっています。

実際の走行に合わせて考えると、ライダーの足では、もっとチェーンに力を加えていますので、左端どころか、左端から２つ目あるいは３つ目のコマの部分がスプロケットの歯とかみ合っていない可能性があります。
そうなれば、チェーンの歯飛びが起きるのは、自明の理でしょうね。良く分かりました。
今回の実測では、7th、6th、5thは、もう歯にはめるのにフリクションが発生していました。それは明らかにライダーには余計なエネルギーロスにもなっているのかもしれません。
左を見ると、トップギヤでチェーンとスプロケットがしっかりかみ合っているのは、歯飛びする状況では、５枚中の３枚くらいでしょうか。
そのレベルだと歯飛びするのだと思います。

３．考察

今回は参考になることが多かったです。
スプロケットとチェーンが同じメーカなら、微妙な規格値の違いでの問題は最小限になります。
シマノ　HGチェーン 116L 6・7・8速用ブラック色 CN-HG40が良さそうですね。
以下は新品のスプロケット11T-28Tでの摩耗検査です。５番目の測定用コマは、全くフリクションなくスプロケットにはまりました。ちょっとびっくりしました。（あたり前なのですが）

皆様のご参考になれば幸いです。 2024年８月１２日

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チェーンの伸び

スプロケット・チェーンリングのほうが原因

シマノとKMC、この2社がやっぱり、鉄板だな・

DIDか、KMCか、シマノか

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