まえがき
- 充電式電池は、まだ使えるのではないかと思って、いつまでも使い続けがちです。
- この充電式電池の内部抵抗を測定する方法で、寿命を確認し捨てるきっかけが出来ます。
目次
1.手持ちのニッケル水素電池
2.内部抵抗の測定
3.ニッケル水素電池の寿命
4.考察
1.手持ちのニッケル水素電池
- 私が長年使っているのは、パナソニックのNi-Hとエネループで、大抵は単三電池です。別にこだわりがあるという事ではありません。たまたまです。
- 番号を付けて内部抵抗を管理をしています。
2.内部抵抗の測定
参考文献というか比較した文献
- 直流電圧計で測定する方法:クラッシックな測定方法?http://mk1502.web.fc2.com/room0/ba_charg2.htm
- 交流電源で測定する方法 :http://radiopench.blog96.fc2.com/blog-entry-804.html?sp
私の測定方法
- 私オリジナルでなく、netで、製作記事が見つけ参考にさせていただきました。http://ja7vra.blogspot.com/2014/11/de-5000.html
- 分かりやすく言うと、電池の内部抵抗を直流で測定するは困難。なので交流を使って内部抵抗を測定する。交流だからと言って内部抵抗値が変わるという事は無いと思います。直流で内部抵抗が高いものは交流測定でも内部抵抗が高く出るという事。絶対値が正しいかはよく分かりません。
- 直流分をカットする目的で、測定回路には内部抵抗が低いフィルムコンデンサを使うように推奨されています。
- テスターそのものは特殊ではないですが、0.001オームくらいが測定できるテスターが必要です。
3.使っているニッケル水素電池の寿命
- それぞれの内部抵抗値を測ってみました。別にある値を越えたら寿命ということもなく、自分のニーズを満足する間は使えるのでしょう。
- 私の場合は、3オームを目安にしていて、3オームを越えると捨てます。
- 最近のLEDタイプの電灯では、消費電流が少ないので、電圧がある程度あれば、結構使えます。
- ニッケル水素電池の特性上、使っていると電灯が急に暗くなってきます。電圧降下し始めたということですね。
- 乾電池を使うのと違い、割と長い時間で使えて、急に明るさが落ちるという感じです。
- 以下は実際の測定結果。
- 従来より電池に番号を付けて管理しています。内部抵抗が大きくなってくると、充電頻度が増えるので、適当なところで廃棄します。
4. 考察
- 充電器は100円ショップで買った物で、満充電という概念がありません。自分で充電が終わったなと思ったら取り外すだけです。当然、過充電もよく起きていると思います。
- 満充電になったら充電が止まる充電器が欲しいですが、電池を4つ並べて使う充電器では、どれか1つの電池が満充電になったら、周りの電池の充電も止まります。過充電は起きないですが、予定していたほどは充電されないことがあります。
- このテスターをオートバイの鉛酸バッテリの寿命評価にも使っています。私は大抵、シールドバッテリを使っているので、電解液の比重チェックも、もうやりません。
- 普通のアルカリ電池の内部抵抗も測定可能です。この方法でも電池がどうゆう状態か予測することが可能です。ちなみに元気なアルカリ電池の内部抵抗は0.18オームくらいでした。
ご参考になれば幸いです。 2023年3月31日
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