平塚から東海道の定番の宿場町を経て京都三条大橋まで行き着いたところで、そこから目的地の1つの若桜宿を経由し、由良宿に至る、おそらくは人生最大の自転車での帰省計画です。江戸期では膝栗毛での往復となりますが、令和の時代での人力による移動は、“馬の代わりに人力車にまたがって”と考えるのが合理的であると思います。
(膝栗毛:膝を栗毛の馬の代わりにして旅をすること。徒歩で旅行すること)
前回のまとめ
- 福知山宿で一泊するとして、その前の宿泊地は檜山宿ですね。両宿場の距離は7㎞(八里半)です。
- 九号線沿いの側道の村々を訪ねながら淡々と進む道が正しいと思います。途中で莵原宿(とばら宿)を通過します。
- 次は檜山宿の手前の宿場を検討します。亀山宿あたりですね。檜山宿と亀山宿の間は、隧道がいくつかあり、九号線のそのまま通れないと思います。
三条大橋(京都府京都市東山区)➡樫原宿(京都府京都市西京区)➡亀山宿(京都府亀岡市)➡園部宿(京都府南丹市)➡須知宿(京都府船井郡京丹波町)➡檜山宿(京都府船井郡京丹波町)➡菟原宿(京都府福知山市)➡福知山宿(京都府福知山市)➡
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今回分かったこと
- 檜山宿と亀山宿(今の亀岡)の間の距離が、30.3㎞(7里半)です。一日で歩く距離としては適当だと思います。九号線を進めば良いのか、側道の村々を巡りながら進めばよいのか、この辺りは悩むところです。
- 檜山宿と亀山宿間には、園部宿と須知宿があります。
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- 九号線の途中に隧道がありました。明治初には隧道がありませんから、う回したか、隧道の上を通過したかのどちらかです。
- 以下に踏査された方がいました。感謝です。
[ゲバゲバの楽しいカブト虫・クワガタ採集と廃道・カナヘビ・電車]に詳しく出ていました。いっそうの事、旧道を走破したいくらいですが、それは無理なようです。
https://kabukuwa.fc2.net/blog-entry-909.html
- 間の宿場の須知宿と園部宿について、見どころは町並みのようです。
まとめ
- 檜山宿で一泊するとして、その前の宿泊地は亀山宿ですね。両宿場の距離は7㎞(八里半)です。
- ここでも九号線沿いの宿場町だけを訪ねながら淡々と9号線を進むのがよいと思います。
- 途中で須知(しゅうち)宿と園部宿を通過します。それぞれの宿場町には国道九号線から一旦ソレて、それぞれの町中で休憩することになります。
- 京都五条橋と山陰街道の始点(樫原宿当たり)は、おそらく1日かからないと思います。東海道は京都三条大橋が終点だと理解しておりますが、繋がりとしてどうも京都五条大橋が良いように思います。
- 次回は上記の道筋を検証したいと思っています。
皆さんの参考になれば幸いです。
2021年6月25日
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