平塚から東海道の定番の宿場町を経て京都三条大橋まで行き着いたところで、そこから目的地の一つの若桜宿を経由し、由良宿に至る、おそらくは人生最大の自転車での帰省計画です。江戸期では膝栗毛での往復となりますが、令和の時代での人力による移動は、“馬の代わりに人力車にまたがって”と考えるのが合理的であると思います。
(膝栗毛:膝を栗毛の馬の代わりにして旅をすること。徒歩で旅行すること)
前回のまとめ
- 中瀬金山町の手前の宿場町は梁瀬(矢名瀬)宿が良いかと思います。
- 梁瀬宿から京都の間に、どこか適した宿場町があるか確認します。実際の旅行では元伊勢も詣でたいですね。(中一日観光ということですね)
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今回分かったこと
- 京都から来て矢名瀬宿に抜ける場合、福知山宿でも、かなり京都よりの宿を選べば、現在の地図では直線的に矢名瀬に向えます。
- 合計で27㎞(7里余)です。九号線から、府道109号➡夜久野で再び国道九号線に乗り換える道筋が短いとの結果が出ています。果たして江戸末期に、この道筋が使われていたのでしょうか。(Googleでは、徒歩道で検索すると、思う様な結果を出しません。区間を区切って検索して、つなぎ合わせるしかありません。国道九号線上に隧道があると回避します、その道筋を選択しません。)
- Yahoo mapでも同じ道筋を指定しています。
- また国道九号線を伝っていくと、夜久野の手前に隧道があります。当時はこの隧道は、ありません。九号線のこの隧道部分をう回していたとなると、川岸に降りて隧道のそばを進むか、あるいは別道でしょうか。
- Googleの徒歩道では、隧道は回避します。九号線だけでは福知山に行き着けません。
- 夜久野町額田地区は、山陰街道沿いにあったことは確かです。
同地区は由良川の支流牧川流域、下夜久野の中心地で、山陰道に面した宿場町・市場町として賑わっており、古くから毎年8月15日と12月25日に額田市が開かれていたようです。
まとめ
- 福知山宿で一泊するとして、矢名瀬宿に向かう道筋で、夜久野宿までの道を確定する必要があります。元伊勢に行く道筋を使っていたか、より短い道筋かです
- 次回こそ、福知山宿から京都の間に、どこか適した宿場町があるか確認します。山陰街道は以下のように定義されています。福知山宿ー須知宿間は少々、距離が長いようです。檜山宿か菟原宿のどちらかに宿泊するということですね。
三条大橋(京都府京都市東山区)➡樫原宿(京都府京都市西京区)➡亀山宿(京都府亀岡市)➡園部宿(京都府南丹市)➡須知宿(京都府船井郡京丹波町)➡檜山宿(京都府船井郡京丹波町)➡菟原宿(京都府福知山市)➡福知山宿(京都府福知山市)➡
2021年6月23日
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