まえがき
今回は上手くいかなかった話です。記録として残すのが目的です。
- シェルパのフロントホイールがKMX200のフロントに、ポンつけ装着は出来ません。
- シェルパのリヤホイールとKMX200のリヤホイールは、ポンつけ装着が可能でした。
- 装着後の写真 分かりにくいのですが、数ミリのすき間があります。
目次
- 動機
- 取りつかない理由
- 考察
1.動機
- 黒色のKMX200のホイールは前後ともシルバーのアルミホイールです。スポーク張りです。このスポークの錆がみっともないのと黒色のホイールの方が、バイクが引き締まって見えそうだという事で、タイミングを見計らって徐々に交換を進めています。
- KMXと互換性がありそうなハブは、シェルパとのWeb情報があったので試しに交換してみたらうわさの通りでした。シェルパですとホイールにバリエーション(ゴールド、シルバー、ブラック)があります。
- ブラックで揃えてみることにしました。
2.取付作業
- スピードセンサー部(フロントハブの右側)の取り付けに関しては、代替可能でした。
- KMX200用のホイールハブ左側のベアリングカラー(ベアリングにほこりが入らないようにする機能を兼ねたカバーです)が取り付かない。 この2段目の突き出しがシェルパのベアリングインナーに当たっています。右がシェルパ用のベアリングカラーです。これなら突き出し量が適切で、きちんと取りつきます(当たり前)。
<KMX200> <シェルパ>
- アクスルシャフト径は同じです。問題ありません。オークションで買うときは、ホイールとは別カテゴリになり、アクスルシャフト代がまた、別にかかります。送料入れて2000円くらいでした。
- しかしフロントハブの幅が、KMXとシェルパでは違うようです。シェルパの方が狭いです。想定外でした。無理やり締め付けるわけにはイキマセン。
- 無理やり締め付けて、フロントフォークの動きがおかしくなったり、シールがやられたり、ホイールセンターがズレたりと、素人でも気になることが沢山あります。残念です。
- 下の写真は、スピードセンサーとフロントフォークのすき間の様子です。少しすき間が見えます。黒い部分です。これを締め付けていくとアクスルシャフトの頭がかなり出てきて、割りピン穴が出過ぎて、ボルトの回り止めの意味を成しません。ざっくり4mmくらいフロントハブの幅が違うのでしょう。
- ブレーキキャリパーのパットセンターとシェルパホイールのブレーキローターの位置も合いません。全く残念です。
3.考察
- どう考えても、シェルパ用フロントホイールを簡単には取りつける方法が思いつきません。
- シェルパ用の黒いアルミホイールは、不具合対策品で同じ黒色のカラーコードでも実際は異なっている。どちらが当たるか分かりません。
- KDX125/200に黒いアルミホイールがあるかも知れません。継続調査ですが、試すにはコストが掛かりすぎです。「知恵袋」サイトを使ってみるのも手かもしれません。使ったことがありませんけど。(アクスルシャフトの径が異なるとの情報アリ)
- 他、シェルパ用の黒ホイールを流用する場合の注意点です。私の場合、リヤは98年式のシェルパ用だった、フロントは00年以降のシェルパ用だった。がっかりのおまけつきです。
- 00年式(H4) フレーム番号:KL250G-018001~024000
以下のURL先に貴重な情報がありました。https://nossi.exblog.jp/30061575/
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98年式以降、ホイールが黒になる。
但し、黒ホイールと言っても2種類ある事が最近の調査で確認できました。
・98年式H2の黒ホイール:塗装仕上げ(経年劣化で部分的に塗装剥離が発生する)
・00年式H4以降の黒ホイール:黒アルマイト(少し紫がかって見える。色が薄くなる)
しかし、黒ホイールの部品番号は98~07年まで共通。
F:41025-1330-WC(現:41025-0324-WC)
R:41025-1332-WC(現:41025-0326-WC)
リムメーカの仕様変更という事かと思われます。
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- 今回のフロントホイールの黒色化は、無駄買いでの浪費が多かったです。どうやって元を取り返すか思案中です。
皆様のご参考になれば幸いです。 2024年9月8日
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