まえがき
いままで付いていたリヤ・ディレイラーは、よくよく見るとサンツアーの7速用(たぶん)でした。一方で、シフターはシマノの8速用で、ブレーキレバーと兼用タイプです。
- いままで気づかず何とかスムースにシフトできるように調整してきました。しかし上手くいきませんでした。今回、シマノの11速用RD-9000(DURA ACE)を付けてみました。
目次
- 8速用シフターと11速用ディレイラーの相性
- 8速用チェーンと11速用ディレイラーとの干渉
- シフトケーブルのアウターアジャスターと使ってみた感じ
1.8速用シフターと11速用ディレイラーの相性
- 8速のシフターのアップダウンでの引き量と、引き量に対するディレイラーの動き量と8速スプロケットの各ギヤ間の関係で、シフトがうまくいくかどうかが決まります。
- 上手くいくかの前提には、7速で使おうが8速で使おうが、11速かで使おうが、ディレイラーのギヤポジションは、シフターのワイヤ引き量で決まるという前提です。
- つまりギヤ枚数が多くなると、それぞれのスプロケットの間隔が狭くなる。シフターとディレイラーは、少ない引き量で、どれだけ正確に、ディレイラーやシフターが、たわみやガタなく精密に動くかが大事になるだけ。と推定しました。
2.8速用チェーンと11速用ディレイラーとの干渉
- ディレイラーのチェーンケージのチェーンの通り道の幅は、狭くても8.5mmくらいありました。測る場所でばらつくのですが、スペーサー部分は10mmでしたので、設計的には10㎜前提なのだと思います。
- 一方で8速用チェーンの幅は実測で8mmでしたので、チェーンケージとチェーンの干渉はないと推定できます。
3.シフトケーブルのアウターアジャスターと使ってみた感じ
- シフトがスパスパ決まるようになりました。11速用ということと、シマノ同士で相性も良いのでしょう。聞いている情報の通り、ディレイラーが何速用かは、関係ないことが確認できました。
- しかも軽いです。DURA ACEの効果でしょうね。
- 長時間走ってみて、効果を確認してみたいと思います。
- シフトケーブルのアウターアジャスターも取り付けました。手元でもシフトケーブルのひき具合を微妙に調整できるようにしました。
4.考察
- このサンツアーのの型番不明のディレイラーの重さは278gでした。一方のRD-9000は153gということですので、125gの軽量化になりました。
- アウターアジャスターは35gでしたから、差し引き90グラムの軽量化でした。
コメント