オートバイ42/自転車6 綿とポリエステルとポリウレタンとレーヨン インナーパンツ用の生地の話 

Uncategorized
まえがき

先日、バイクパンツブランドとパンツのサイズについて、感じたことを書きました。バイクパンツの下には、なんらかインナーパンツのようなものを履くのだと思います。

自分が買ったインナーパンツに違和感を感じて、結局、七着も購入&試してしまった結果の共有です。当たり前ですが個人の感想です。皆さんの参考になれば幸いです。

以下の観点で、インナーパンツを評価しています。➡どうも生地素材が一番大事なようです。綿ベースであることが大事そうです。

このようにおっしゃるプロの方もいます。理屈はそうなんでしょうけれども・・・。

https://www.uniformnext.com/blog/archives/31904https://mama-memo.com/2999.htmlhttps://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1121938511

1.室内で生活していて暖かいか、

2,サイクリング時、ペダルを漕ぎにくくないか、歩きにくくないか。

3、汗の吸収性が良いか、その上に防寒性はあるか。

4,バイクに乗る時は防寒性があるか。(冬場は汗をかかない!)

<目次>

1.バイク用のインナーパンツの役割

2.自転車用の防寒インナーパンツの材料

3.試着結果

1)綿100%(裏起毛なし)

2)肌に接する部分は綿100%(裏起毛なし)。おもて面はポリエステル100%でキルト構造の股引き (NBF)

3)綿39%、レーヨン36%、ポリエステル21%、ウレタン4%の股引き (GU)

4)ポリエステル100%の股引き(裏起毛あり) (EDWIN)

5)ポリエステル95%、ポリウレタン5%の股引き(裏起毛あり) (HEAT ASSIST、 ワークマン)

6)ポリエステル90%、ポリウレタン10%の股引き(裏ビーチ起毛)(Find-Out、 ワークマン)

7)レーヨン58%、ポリエステル37%、ポリウレタン5%の股引き HEAT-X

4.結論&考察

 

1.バイク用のインナーパンツの役割
  • バイクでは夏ぐらいしか放熱と汗の放出の必要性はありません。汗をかいたところで、風圧でどんどん抜けていきます。
  • プロテクタを付けた状態で、夏は風通しが良い事、冬は風が入ってこないことが大事です。
  • 長時間のライディングだとプロテクタが、体の肌に当たり、痛くなってきます。緩衝としての役割が必要な場合があります。
2.自転車用の防寒インナーパンツの材料
  •  どんなに寒くても坂を登れば、汗をかきます。それが冷えてベトベトするのは最悪です。
  • どんどんと汗をかいて、湿気が溜まってしまうのもダメです。
  • 風をそれなりに切るし向かい風が寒いと手足がしびれてきます。せめて足先より上は暖かさを保ちたいです。
3.試着結果
   1)綿100%(裏起毛なし)(評価中)
  •  安いものですけど、一番温かいですね。オートバイパンツのインナーには使えそうです。レギンスには不適。足首の部分や腿の部分に締まりがなく、スパッツとしては履けません。
     

◎ 室内で椅子に座っていて暖かい。

◎ サイクリング時も暖かくて快適でした。

○ 汗の吸収性も問題ない感じです。スパッツのような締め付けがなく楽なままでした。

△ オートバイに乗る時、防寒対策のインナーとしては不明。未評価

2)肌に接する部分は綿100%(裏起毛なし)。おもて面はポリエステル100%でキルト構造の股引き (NBF)

実感としては、今風の股引き(軽い&暖かい)。オートバイパンツのインナーにも使えそうです。レギンスには不適。

   

◎ 室内で椅子に座っていて暖かい。

○ サイクリング時、ペダルを漕ぎにくいかも。ちょっと分厚いと思いましたが、おもて面がポリエステルの為か、ズボンとの滑りが良くて摩擦は感じませんでした。

〇 汗の吸収性も問題ありませんでした。上着のシャツが汗でべっとりしている状況でも、ズボン下の方は、適当に空気が抜けるのか、快適なままでした。

〇 オートバイに乗る時、防寒対策のインナーとしては良さそう。

3)綿39%、レーヨン36%、ポリエステル21%、ウレタン4%の股引き (GU)
  • この上に短パンを履いてトレッキング用に履けません(生地が薄い)。インナーとしても冬場でも暖かいです。まだサイクリングで使っていませんが、真夏のUVカットとして使えるかも知れません。足を締め付けていますが、軽めです。

  

 素材のせいでしょう。割と温かいです。

○ サイクリングのインナー用途はOKです。ペダリングにあまり影響しません。

○ 汗の吸収性については、べたべた感はありませんでした。

△ オートバイに乗る時、防寒対策のインナーとしては良さそう。良い防寒パンツを履いても、いくらか風は入り込みます。しかし風がスースー抜けていく感じがしません。 

4)ポリエステル100%の股引き(裏起毛あり) (EDWIN)
  • レギンスという感じ。この上に短パンを履いてトレッキングにも使えるし、インナーとしても冬場でも暖かいです。まだサイクリングで使っていません。スパッツほどは、足を締め付け付けていないので楽そうです。
  • 適度に保温感があって冬の室内での股引きや、オートバイのインナーに使えるかと思います。

  

◎ 何故か割と温かいです(綿を不使用、ポリエステルのみ使用ですが)

○ サイクリングのインナー用途はOKかも知れません。。

△ 汗の吸収性は不明です。

× (updated 22.12.31)先日、極寒の中ヤマハメイトにズボン+EDWINのアンダーパンツで8㎞程走りました。やっぱりアンダーパンツから暖気が抜けていきます。アンダーパンツがないよりは、あった方がいいというレベルですね

5)ポリエステル95%、ポリウレタン5%の股引き(裏起毛あり) (HEAT ASSIST、 ワークマン)
(23.1.7 updated)
  • レギンスという感じ。この上に短パンを履いて、春秋にトレッキングに使う感じです。
  • 冬の股引きやバイクのインナーに使えるかと思いましたが、適しません。ズボンに侵入した外の風で、肌がスースーします。
  • サイクリングで防風がしっかりしているズボンのアンダーパンツとしての利用なら暖かいと思います。

   

× ”裏ボア起毛”だそうですが、椅子に座っていて、ちっとも温かくないです。

○ サイクリングのインナーとして使うには分厚すぎるのですが、想像したほどは漕ぎにくくはありませんでした。

○ 汗の吸収性は良いです。上半身は汗だく(綿100%のシャツ)でしたが、ズボンは全くというほど、べとつかず快適でした。ズボンの防風対策がしっかりしていれば結構、暖かい()です。

× 冬にオートバイに乗る時には役に立ちそうもありません。ズボンの生地を通り抜けた寒風が、そのまま肌に届きます

6)ポリエステル90%、ポリウレタン10%の股引き(裏ビーチ起毛)(Find-Out、 ワークマン)
  • スパッツという感じ。この上に短パンを履いて、夏に軽めのトレッキングに使う感じです。➡サイクリングには不適

    

× ”裏ビーチ起毛”だそうですが、椅子に座っていて温かくない。ズボンの下に履いて寒いところに出て歩いていると、スースーします。

X サイクリングでインナーとして履いてみました。少しストレッチすると摩擦感があります。

  ◎ 汗の吸収性は、実際には問題を感じませんでした。

× 冬に履く気がしません。 夏にオートバイに乗る時の、プロテクタ付きメッシュパンツのインナーに適してそう。プロテクタと肌の間で緩衝用。

7)レーヨン58%、ポリエステル37%、ポリウレタン5%の股引き HEAT-X
  • インナースパッツという感じ。この上に短パンを履いて使うには厚みが薄すぎます。➡サイクリングだと冬用のパンツの下に履くスパッツという感じです。レーヨンが入っているから暖かいかというとそんなことはありませんでした。(考察に書いている話だと、レーヨンは春夏用の材料ですね)

  

× 薄すぎたか?、暖かさを期待できない。ないよりかマシ程度

X サイクリング時、冬用パンツのインナーとして履く気がしません。秋には良いかも。

  ◎ 汗の吸収性は、問題を感じませんでした。

× 冬にオートバイの防寒インナーにするには薄い。プロテクタと肌の間の緩衝用のしては使えるかも。

4.結論と考察
  • 今回の件で、衣類の素材表を見ることの重要性がわかり、着る時や新たに買い替えるときに、シャツや靴下などのタグや素材票をこまめに見るようになりました。。
  • ヒートテックとが極暖とかありますが、宣伝には乗っからず、私はあくまでも安くて良いものを使いたいということで試してみました。(ヒートテックに使われているアクリルがウールのような温かさを出すみたいです)
  • 狙いとした、室内で暖かく・冬のサイクリングで防寒に使えて汗でべたつかない・オートバイでの防寒も期待するという股引は、適度に綿とポリエステルが入っていることが大事だと思います。(アクリルが入っているとなお良い)
  • 極寒の日とそうでもない寒い日で、綿の比率の違うインナーパンツを履くとか、これにオーバーパンツを組み合わせて、体や天気が温かく(暖かく)なってきたらオーバーパンツを脱ぐという組み合わせを考えるのでしょうね。
  • ネットで以下のような情報がありました。https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1224148802
  • アクリルが入っている生地の方が、より望海対策になっているように思います。

綿:いろいろ(厚さによって異なる) *ニットの場合は春〜夏。コーデュロイ生地は冬

ウール:秋〜冬

アクリル:秋〜冬 (23.1.6 updated)子供の冬用の長そでシャツには、しっかりと綿とアクリルが50%ずつ使われておりました。アクリルは暖かいと言われる下着には必要みたいです。

ポリエステル:いろいろ(厚さによって異なる) *中綿ジャケット、ボア生地は冬。

カシミヤ:秋〜冬

レーヨン:春〜夏

シルク:いろいろ(厚さによって異なる)

皆さんの参考になれば幸いです。

20221228

関連記事

あきんこのサイト全体の目次(工事中だけど公開しちゃう

http://サイト全体の目次 https://myuke0519.com/index

コメント

タイトルとURLをコピーしました